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制作したソフトウェアの紹介

フレーム 赤外スペクトル解析支援ソフトウェア
「IRSpectrumViewer」(最新版 Ver. 3.12)(1995年〜)
 各社赤外分光器で測定した赤外スペクトルや分子軌道法計算の振動数計算の結果を直感的に比較することができるWindows用ソフトウェア。15本のスペクトルを重ねて表示することができ、同種のスペクトル間では差を取る等の演算も可能。日本分光の分光器のデータ保存用フロッピーディスクからデータを抽出するプログラムもあわせて開発。開発開始当時、複数社のデータを同時に扱えるソフトウェアや計算結果と簡単に比較できるソフトウェアは見当たりませんでした。
関連論文:(研究業績一覧のマトリックス単離法関連ほぼすべて)

フレーム DMA制御・測定プログラム
 微分型電気移動度分級器(DMA)を制御し、ナノ粒子の粒径分布を測定するプログラム。LabVIEWを利用して制作したWindows用ソフトウェア。当時、理研ではDMAを開発していたので、各種DMAに合わせた測定プログラムも同様に独自開発していました。

フレーム DMA粒径分布表示ソフトウェア
「DMA Data Previwer」(最新版 Ver. 0.5)
 DMA制御・測定プログラムを使用して測定した粒径分布を表示するためのWindows用ソフトウェア。測定で得られた生データから換算式を用いて粒径を計算して表示する。理研で開発した次世代型DMA用のバージョンもある。

フレーム 赤外スペクトル計算支援プログラム群
 Gaussianを用いた量子化学計算でダイオキシン類の赤外スペクトルを計算する際に、計算を自動化するためのプログラム群。初期分子構造の自動入力および名称決定、計算の自動投入、結果の表示をおこなう。ダイオキシン類赤外スペクトルデータベースは本プログラム群を使用して自動作成した。(Windows, Linux)

フレーム IR-OPOレーザー制御+質量スペクトル測定プログラム
 IR-OPOレーザー制御しながら質量スペクトルを測定するためのプログラム。詳細は秘密。LabVIEWを利用して制作したWindows用ソフトウェア。関連論文のデータはこのプログラムを用いて測定した。
関連論文:Zeitschrift fur Physikalische Chemie

フレーム 金属クラスターの量子化学計算のための計算支援プログラム群
 Gaussianを用いた量子化学計算で金属クラスターの最安定構造の探索を支援するプログラム群。金属原子などをランダムに配置した初期構造を持ったジョブファイルを自動生成するプログラム、生成したジョブファイルを順次実行するプログラム、未完了の計算を自動的に再実行するプログラム、各ファイルに含まれるエネルギーを取り出して一覧表にするプログラムなどで構成されている。Linux用ソフトウェア。詳細ページ準備中
関連論文:J. Phys. Chem. A, 119(26), 6766-6772(2015).

ソフトウェアに準ずるもの

フレーム DMAシミュレーション用FLUENT関数
 FLUENTでDMA内で移動する荷電粒子の動きをシミュレーションする際に用いた外部関数。これを用いて、数値流体力学で計算した流体(シースガス)の流れと荷電ナノ粒子に働く力(静電引力+抵抗力)を考慮したシミュレーションをおこなった。結果に基づいて種々のDMAを設計した。

フレーム 揮発性ナノ粒子の粒径減少シミュレーションプログラム
 DMA内でのナノ粒子の揮発による粒径減少を計算するプログラムおよび関数。これを用いて、種々のDMA運転条件で計測した粒径分布からDMAに入る前の粒径が予測可能であること等を示した。関連特許:特許番号5453597(特開2011-232090)
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フレーム DMA内のガス拡散シミュレーションプログラム
 DMA内でのエアロゾルガスの拡散を数値計算し、出口ガスに含まれるエアロゾルガス由来の成分の量を計算するプログラム。DMAのガスフィルターとしての性能を評価する参考データを得るために使用した。

上記以外にもちょっとしたプログラムや趣味のプログラムも多数制作しています。

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